2026年5月24日(日)、川添同人を講師に迎え、「樹木にみる水墨の世界」をテーマにした勉強会を開きました。
冒頭、川添同人は、自身のライフワークである「記憶シリーズ」について語りました。
「頭の中にある記憶の断片を手繰り寄せ、絵にしていく作業は、まさに水墨画の表現に最も適しています。描いているときは、ただ無心。特に樹木は私にとって大切なモチーフであり、画面のどの位置に木を配するかによって、作品全体のドラマが決まります。樹木はまさに『演出家』なのです」
木々、滝と唐松、茂みをモチーフに、霧吹きや膠、白抜き液を使いながら、2時間半の間に30号3枚を描きました。
墨の性質はもちろん、偶然をも味方につけながら「線と密」と「余白」を操る川添同人の抽象感覚。
今回の学びは、参加者の今後の制作において、感動だけでなく、大きな刺激と貴重な指針となったようです。




